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予防接種

感染予防のために予防接種を受けましょう

予防接種当院では、様々な感染症に対する予防接種を実施しております。毎年10月頃から接種が始まるインフルエンザワクチンのほか、時期を問わず接種可能な肺炎球菌ワクチンなどに対応しています。
ワクチンは在庫管理の都合上、原則として予約制とさせていただいております。ご希望の方は、お電話またはWEB予約にてお申し込みください。(WEB予約の場合は、備考欄に「○○ワクチン希望」とご記入ください。)
ワクチンのご用意にお時間をいただく場合がございますので、少なくとも3日前までのご予約をおすすめいたします。

また、予診票をお持ちの方は、事前にご記入のうえ、接種当日にご持参ください。スムーズなご案内のため、ご協力をよろしくお願いいたします。

予防接種料金表(自費)

インフルエンザ 3500円
新型コロナ(コミナティー) 16000円
肺炎球菌(プレベナー) 11000円
肺炎球菌(キャップバックス) 15000円
帯状疱疹(シングリックス) 22000円
B型肝炎(ビームゲン) 5500円
A型肝炎(エームゲン) 8800円
MR(麻疹風疹) 10000円
水痘 8000円
2種混合(破傷風+ジフテリア:11歳以上13歳未満) 4000円
日本脳炎ワクチン(2期:9歳以上13歳未満、特例措置は20歳まで) 7000円
HPVワクチン(シルガード9:小学6年生から高校1年生まで) 26000円
RSウイルス(アレックスビー:50歳以上) 28000円
3種混合(百日咳+破傷風+ジフテリア) 供給不安定 二種混合ワクチンで代用
破傷風トキソイド 供給不安定 現在休止中
おたふくかぜ 供給不安定 現在休止中

公費に関しては、各自治体からの郵送書類を参照ください。

予防接種についてのご案内

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンは、接種後2週間ほどで効果が現れ、その効力は約5ヶ月間持続します。その年により傾向は若干変化しますが、多くの場合毎年11月下旬頃から流行が始まり、翌年の1月から3月にかけてピークを迎えるため、流行が本格化する前、10月中〜11月初旬までに接種を済ませておくことが推奨されます。当院でも接種を受け付けておりますので、ご相談ください。

新型コロナワクチン

新型コロナワクチンは、接種後約2週間で効果が現れ、重症化や感染を予防します。効果は数ヶ月持続し、流行状況に応じた追加接種が推奨されます。流行前に接種を済ませることが重要です。当院でも接種を受け付けておりますので、ご相談ください。

肺炎球菌ワクチン

肺炎は日本人の死亡原因の上位を占めており、特に65歳以上の方では重症化のリスクが高いため、ワクチンによる予防が重要です。当院では、公費助成の対象となるプレベナー20(20価)と、自費診療のキャップバックス(21価)を取り扱っております。
プレベナー20は、65歳の方を対象に市区町村の公費助成で接種できる結合型ワクチンです(過去に肺炎球菌ワクチンを接種していない方が原則対象)。免疫の持続が期待でき、近年の流行株にも対応しています。
一方、キャップバックスは自費接種となりますが、より多くの血清型をカバーする新しいワクチンで、原則として追加接種は不要とされています。
「まずは公費で接種したい」という方はプレベナー20、「より幅広い予防効果を希望される」という方はキャップバックスが選択肢となります。過去に23価ワクチン(ニューモバックスNP)を接種された方も、一年以上の間隔をあけることでキャップバックスは接種可能となります。
それぞれの特徴を踏まえ、患者さまのご年齢や接種歴に応じて最適なワクチンをご提案いたします。どちらを接種すべきか迷われる場合は、どうぞお気軽にご相談ください。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹帯状疱疹は、神経に沿って痛みを伴う赤い水ぶくれが身体の片側に現れる疾患です。治癒後も、帯状疱疹後神経痛という慢性的な痛みが残るケースがあります。そのため、歳をとって帯状疱疹を発症し、QOL(生活の質)が著しく落ちた例を数多く経験します。
50歳以上の方を対象とする帯状疱疹ワクチンには、発症の予防や症状の軽減、後遺症の発生率を抑える効果が期待されています。令和7年度より、帯状疱疹ワクチンが定期接種の対象になりました。定期接種による公費助成の機会は一生に一度だけです。当院では、より効果が高いとされる不活化ワクチンの「シングリックス」を取り扱っておりますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。

B型肝炎ワクチン

B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)によって引き起こされる肝臓の感染症で、血液や体液を通じて感染します。急性感染では発熱、倦怠感、黄疸などが現れることがあり、慢性化すると肝硬変や肝がんのリスクが高まります。成人の場合、性行為や医療行為、ピアス・タトゥーなどの非衛生的な施術など、血液が付着した環境表面から、わずかな傷を介して感染する可能性があります。B型肝炎ワクチンは高い予防効果を持ち、特に血液が付着した環境表面に触れる可能性のある医療従事者や感染リスクの高い環境にいる成人に接種が推奨されます。妊娠中の女性が感染している場合、新生児への感染予防にも重要です。

A型肝炎ワクチン

A型肝炎は、A型肝炎ウイルス(HAV)によって引き起こされる急性の肝臓感染症で、主に汚染された食品や水、または感染者との接触を通じて感染します。症状には発熱、倦怠感、食欲不振、黄疸、腹痛などがあり、成人が感染すると重症化しやすい傾向があります。通常は自然に回復しますが、一部で重篤な肝不全を引き起こすことがあります。A型肝炎ワクチンは、特に海外旅行者や衛生環境が整っていない地域への渡航予定がある成人に推奨されます。予防接種は感染リスクを大幅に低減する有効な手段です。

MR(麻しん・風しん混合)

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、高熱・咳・鼻水・発疹などの症状が現れます。感染力は非常に強く、空気を介して容易にうつるため、免疫のない人が感染するとほぼ100%発症するといわれています。合併症として肺炎や脳炎を起こすことがあり、重症化することもあります。有効な治療法はなく、予防接種が最も確実な予防手段です。
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の感染症で、発熱・発疹・リンパ節の腫れなどを特徴とします。症状は比較的短期間で治まることが多く、「三日ばしか」とも呼ばれていますが、感染力が非常に強く、飛沫を通じて一気に感染が広がります。
特に注意が必要なのは妊娠中の女性です。妊婦が風しんに感染すると、胎児に重大な影響を与えることがあります。そのため、妊娠を希望する女性や、その周囲の方も予防接種を受けておくことが重要です。

水痘ワクチン(生ワクチン)

水痘(水ぼうそう)は、水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症で、発熱や全身に現れるかゆみを伴う発疹が特徴です。非常に感染力が強く、飛沫感染や直接接触を通じて広がります。成人が感染した場合、子どもに比べて重症化しやすく、肺炎や脳炎などの合併症を引き起こすリスクがあります。また、水痘に感染した後、ウイルスが体内に潜伏し、後に帯状疱疹として再発することがあります。予防接種は水痘の発症や重症化を防ぐ最も有効な手段であり、特に免疫を持たない成人に推奨されます。

3種混合・2種混合ワクチン

3種混合(DTP:ジフテリア・破傷風・百日咳)および2種混合(DT:ジフテリア・破傷風)ワクチンは、細菌による重篤な感染症を予防します。ジフテリアは喉や鼻に偽膜を形成し、呼吸困難や心臓障害を引き起こす可能性があります。破傷風は傷口から感染し、筋肉の強直やけいれんを起こす重篤な疾患です。百日咳は激しい咳発作を引き起こし、特に成人では長期間の咳が続くことがあります。成人は免疫が低下する傾向があるため、定期的な追加接種が推奨されます。特に、乳幼児と接触する機会の多い成人は百日咳の予防接種を受けることが重要です。

日本脳炎ワクチン

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスによって引き起こされる蚊を介した感染症で、東アジアや南アジアで流行が見られます。多くの場合は無症状ですが、感染者の一部で高熱、頭痛、意識障害、けいれんなどの重篤な症状が現れ、脳炎を発症することがあります。発症した場合、死亡率や後遺症のリスクが高く、特に成人が重症化しやすい傾向があります。日本脳炎ワクチンは、日本や流行地域への旅行者、または蚊の多い地域に住む成人に推奨されます。予防接種は感染リスクを効果的に低減します。

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんの主な発症原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染です。発症しやすい年齢層は20〜30代ですが、最近では40代女性の罹患者も増加傾向にあります。
子宮頸がんのリスクを軽減する手段として、適齢期の女性及び同世代の男性にもHPVワクチンの接種が推奨されています。経過措置により、公費(助成)対象となる場合があります。将来の健康を守るためにも、ワクチン接種をご検討の上、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

RSウイルスワクチン

RSウイルス(呼吸器合胞体ウイルス)は、主に呼吸器系の感染症を引き起こすウイルスで、鼻水、咳、発熱などの症状が一般的です。成人の場合、軽い風邪のような症状で済むことが多いですが、高齢者や免疫力の低下した人では肺炎などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。RSウイルスは飛沫感染や接触感染で広がり、特に冬季に流行します。現在、RSウイルスワクチンは高齢者や特定のリスク群を対象に推奨されており、免疫力の低下した成人に接種が推奨される場合があります。予防接種は重症化のリスクを軽減する重要な手段です。

破傷風トキソイド

破傷風菌は土の中などに広く存在し、傷口から感染します。外傷時の予防として接種が推奨され、医療従事者や災害対応に関わる方、過去の接種が不十分な方も対象となります。
すでに3回の初回接種を終えている方、または追加接種を含めて4回以上接種済みの方が、破傷風の恐れのあるケガをした場合には、速やかに沈降破傷風トキソイド0.5mLを皮下または筋肉内に追加接種します。

おたふくかぜワクチン

おたふくおたふくかぜは大人でかかると重症化リスク(難聴、髄膜炎、精巣炎・卵巣炎)が子どもより高く、未感染・未接種の成人はワクチン接種が推奨されます。1回で約78%、2回で約88%。接種後1〜12年以上の長期効果ありと言われておりますので、未摂取の方はワクチン接種をご検討ください。